内田春菊が女性の奥底に眠る欲望を描いた同名コミックを、後藤理沙主演で映画化したエロティックサスペンス。朝起きると身に覚えのない男の精液が体内に残り、挑発的な服を着て、派手な口紅を塗っていることに気がついた篠塚留可は、週刊誌で同じような女性の体験談を目にし、記事を書いた記者の萩本に助けを求める。萩本は半信半疑で留可の話を聞くが、やがてそんな彼の目の前で留可は豹変。内腿にあやしい蝶のあざを浮かび上がらせ、萩本を激しく誘ってくる。原作者の内田自身も、物語上の重要なキャラクターとなる克子役で出演している。