身体の筋肉が不随意に収縮し続け、自分の意志通りに動かなくなってしまう神経系の難病ジストニアを題材に、患者や医師の活動を記録したドキュメンタリー。NPO法人「ジストニア友の会」副理事長で、ジストニア患者である佐藤さんが、悪化する症状に悩み、脳深部刺激という局所麻酔下の意識がはっきりした状態で行われる開頭手術を受けることを決意。手術にのぞむ姿やその後の様子を追い、あわせて執刀医、患者仲間にも密着。ナレーションやテロップを排し、難病とともに生きていく人々と、彼らを支える家族や医師の姿をありのままに伝える。