タレントとして活躍する一方、怪談の語り部として広く知られる稲川淳二が、ある撮影現場で体験した恐怖の一部始終を収めた作品。2013年4月末、稲川はパチンコ用映像の撮影現場を訪れる。そのパチンコ台では、稲川が語る怪談の再現ドラマが数本流されるという。しかし、そのうちの1本を撮影していると、ありえない怪奇現象が起こり、恐ろしい何者かが次々とスタッフや出演者を襲う。ぴあフィルムフェスティバルやゆうばり国際ファンタスティック映画祭で受賞した「大拳銃」や、異色の夫婦愛を描いた不条理ドラマ「へんげ」で頭角を現す気鋭・大畑創が監督。清水崇がプロデュースを担当。稲川のほか、アイドルグループ「妄想キャリブレーション」が出演。