1980年に「THE STALIN」を結成し、過激なライブパフォーマンスで一大センセーションを巻き起こしたミュージシャン・遠藤ミチロウが、ライブの旅の先々で出会った人との対話を描いたドキュメンタリー映画。93年のバンド解散後も精力的に活動を続けていた遠藤。2011年、自身の還暦ツアーのさなかに東日本大震災が起こった。それまでほとんど故郷や家族を顧みることがなかった遠藤だったが、故郷である福島の被害に直面し、同郷の仲間たちとともに「PROJECT FUKUSHIMA!」を始動させる。代表曲をタイトルに掲げ、遠藤自身が監督を務めた。